いつか眠る都市、記憶の塔

松山五番街 Matsuyamagobangai  《BloomCity2》 2022年 53×41cm アクリル、綿布、木製パネル井上大輔 Daisuke Inoue 《きつえん》 2023年 72.7×91cm 油彩、キャンバス

 

松山五番街・井上大輔 二人展「いつか眠る都市、記憶の塔」

 

会期:2023/7/29(土) – 8/18(金)12:00-19:00  (日、月、祝– 休廊)
※初日の17時〜オープニング・レセプションを開催します。
※展覧会の作品リストをご希望の方は、info@masataka-contemporary.com までメールをお送りください。

 

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「いつか眠る都市」

 

始まればいつか終わりがある。
形あるものはいつか朽ちる。
夜が来れば朝がやってくる。

 

それでもボッシュもブリューゲルも絵画に永遠を閉じ込めた。

 

絵の中の永遠の園。
いつか眠る日が来るとしても、いつか眠りから醒める日が来るとしても、描き続けたいと願っている。

 

「記憶の塔」

 

自分が絵を描くにあたって、差し当たり直接モチーフを見ながら描くという事をあまりしない。たまに自分で撮った資料をみたり、昔の画家の作品をみて描き方を参考にしたりはするのだけれど、基本的には自分がそれまで見てきたもの感じてきたものの中から画面に当てはめていく。
記憶の中では知識として知っているものも知らないものも、嫌いなものも好きなものも、自分が感じた全てが未分類に混濁している。
それらの記憶を画面の中で明瞭な姿形を与え、一つずつ積み上げて記憶の塔として絵を描いている。

 

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松山五番街 / MATSUYAMAGOBANGAI

 

古典技法を用いアクリル絵の具を使って積み重なる街を一本一本細かい線で描いています。記憶の中にある町や歩いた町を再構築し、家や道路や鉄道などを寄せ集め一つの集合体を作ります。タブロー上の見たことのない景色は共通のノスタルジアを産み出しています。

 

福岡県出身

 

2018年 武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程油絵専攻修了

 

主な展覧会

 

2022年
アートフェア東京 / GalleryTK2より出展
「Artweeks」 / 日本橋三越本店

 

2021年
個展「幻界集落 夏の庭」/ GalleryTK2
「花の都」/ GalleryTK2
三人展 / 金魚空間

 

2020年
第43回アートゲートプログラム入選
月刊美術デビュー2020入選
個展「幻界集落 螺旋街」/ GalleryTK2

 

2019年
個展「幻界集落 松景色」/ INTERART7
個展「幻界集落 夢迷宮」/ GalleryTK2

 

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井上大輔 / DAISUKE INOUE

 

1989年 生まれ
2007年 予備校にて初めて油絵を描く
2019年 Twitterでピカチュウの絵が28万いいねでバズる
2020年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業

 

主な展示歴

 

2023年
グループ展「-ANIMALS -」 / Gallery美の舎
「STA Exhibition 2023」 / +ART GALLERY
「study:大阪国際芸術祭、アートフェア2023」 / Satelites ART LABより
展覧会 / あおぞら銀行本店、あおぞらギャラリー
「D- art ART2023」 / 大丸東京店 D- art ART2023より
グループ展「Sync」 / GALLERY DALSTON
展覧会 / 東京堂書店カフェスペース
小個展「ほうろう」 / GINZA SIX銀座蔦屋書店
「共生SYMBIOSIS」 / マンダリンオリエンタル台北

 

2022年
グループ展「ECHO」 /  the blank gallery
グループ展「この世のほか」 / Gallery美の舎
「100人10」 / 東京ミッドタウン
「D O U B L E _ E N T R Y 」 / HASHIVA Gallery

 

2021年
グループ展「elaboration」 / トライセラギャラリーにてグループ展